自然志向で安全性を追求したモグワンは「食いつきがいい」と評判ですが、「モグワンで下痢や軟便になった」「モグワンで便がゆるゆる」という口コミも見受けられます。
なぜでしょうか。
愛するワンちゃんが下痢や軟便になると心配ですよね。
獣医に診察してもらうかどうか、迷うのも無理はありません。
ここではモグワンを与えたことで下痢や軟便になる原因を探るとともに、その対処の仕方やドッグフードの与え方、ワンちゃんの観察のポイントなどを紹介しています。
大切なワンちゃんの命を守るためにも、ぜひ最後までご覧ください。
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モグワンってネットの口コミだと、「食いつきが良い!」と絶賛されているようですが、ホントに真実なのでしょうか!? 気になった私は実際にモグワンを購入して愛犬に与えてみました! すると驚きの結果が、、、! また私のレビューだけ[…]
【ワンちゃんの理想のウンチの状態】下痢や軟便なのかどうか判断しよう!
そもそも、健全なウンチってどのような状態なのでしょうか?
ワンちゃんのウンチについては、次の表が参考になります。
これは、ウォルサム®研究所で公開しているウォルサム糞便スコアチャートです。
ワンちゃんのウンチに当てはめてみると、理想的な便かどうか判断できます。
この中でのグレード4.5や5に該当する場合は、下痢や軟便と判断できますね。
モグワンを与えたことで下痢や軟便になってしまう7つの原因
モグワンを与えたことによって下痢や軟便になる原因は、実は多岐に渡ります。
まずはどんな原因があるか見ていきましょう!
①フードの量が多い or 与えすぎてしまっているため
「モグワンにしたら下痢や軟便をした、便が柔らかくなった」という口コミをよく調べてみました。
すると、意外なことが分かったのです。
口コミのほとんどが、ドッグフードをモグワンに変えた次の日から異常に気付いたようなのです。
モグワンは良質のたんぱく質が多く含まれる、栄養のバランスのとれたドッグフードでワンちゃんや飼い主様の信頼を得ています。
主原材料であるチキンとサーモンの全体量に占める割合は50%以上あります。
そのため、以前使っていたフードと同じようにワンちゃんに与えると、与え過ぎる場合が多いのです。
②早食いをしてしまっているため
最近のメディアにも大食いや早食いをテーマにした番組が見られるようになりましたね。
小さい頃は、おなかを壊すからよく噛んで食べなさいと母から注意されたことを思い出しながら見ていますが、ワンちゃんにも同じことがいえるようです。
ワンちゃんが一心不乱にフードを食べる姿は飼い主としてほほえましく思える光景ではあります。
モグワンもワンちゃんの食を高めるよう「食いつきがよい」ドッグフードを目指して、今の実績と信頼を高めてきました。
でも、ワンちゃんがフードを丸呑みしたり、よく噛まなかったりすることがあるという口コミもありました。
飼い主として心配になりますね。
そんな時のワンちゃんは、人間と同じように下痢や軟便などの消化不良を起こしやすいのです。
③他のドッグフードからモグワンに切り替えて、まだ消化器官が慣れていないため
「モグワンにしたら下痢や軟便をした、便が柔らかくなった」という口コミをよく調べてみたところ、今食べているフードをやめて、すぐにモグワンだけを与えた飼い主様の口コミが多いことが分かったのです。
特に、今まで与えていたフードが穀物中心のものであった場合には、ウンチの匂いまで臭くなったという声もありました。
これは、菜食中心から肉食中心の食事にしたことと同じで、消化吸収に必要なバクテリアが定着するまで時間がかかるからです。
一度に全部モグワンにしたワンちゃんでも体調に変化がない場合もありますが、フードの消化・吸収に負担がかかる場合が多いようです。
そういった理由で、モグワンに限らずほかのフードに切り替えるときは、今までのフードに少しずつ混ぜて与え、その割合を少しずつ増やしていくことをおすすめします。
おすすめの理由がもう一つあります。
ワンちゃんがモグワンなどの新しいフードの原材料に「食物不耐性」の食材が含まれていないか確認するためです。
モグワンはご存じの通り、チキンだけアレルゲンがあり、人工添加物不使用の良質な天然素材で作られた自然志向のドッグフードです。
しかし、ワンちゃんによっては特定の食材を上手く消化できないものがある場合があり、万が一新しいフードの原材料にそれが入っていた場合には、食物アレルギーより症状は軽いものの下痢や軟便やおならが増えるといった症状がでます。
この「食物不耐性」がないか、新しいフードの割合を増やしていくことで、ウンチなどを観察しながら確認していくことができます。
④アレルギーなどでモグワンがワンちゃんの体質に合わないため
ワンちゃんによっては、ドッグフードを切り替えると下痢や軟便や軟便になることがあります。
先に述べたとおり、食物アレルギーや食物不耐性が原因と考えられますが、これはモグワンに限ったことではありません。
モグワンは食物アレルギーになりやすい小麦などの穀物は使っていませんが、食物アレルギーはすべてのたんぱく質で起こりうるものですので100%起きないと断言はできません。
したがって、アレルギーが起きにくい原材料で作られているモグワンでさえも、チキン以外のたんぱく質が原因でアレルギーが起きる場合があるということです。
この場合も下痢や軟便のみならず、かゆみや発疹ができることがあります。
また、食物不耐性の場合は、アレルギーほどの深刻な症状にはなりません。
モグワンでの不耐性は下痢や軟便にほか、軟便やおならの増加・腹がゴロゴロなるなどの症状が見られます。
不耐性の食材は様々です。
あるワンちゃんは牛乳に含まれる乳糖だったり、別のワンちゃんは果物に含まれるクエン酸だったりします。
いずれも消化不良が原因ですので、不耐性があるワンちゃんを飼っている飼い主さんはフード選びに苦労されていることと思います。
またモグワンのアレルギーへの危険性や注意すべきアレルゲン食材などはこちらの記事で詳しくまとめているので、興味のある方はぜひご覧ください!
>>「【モグワンはアレルギーになる?】注意すべきアレルゲン食材や対策を徹底解説!」
かわいいワンちゃんが病気になったらどうしようと心配されることがありますよね。 普段一緒に暮らしていれば、皮膚の赤み・かゆみ・フケ・耳の汚れ・目や口の周りの荒れなど小さな変化が気になるものです。 これらの症状はアレルギーに見られる[…]
⑤もともと下痢や軟便をしやすい体質のワンちゃんのため
ワンちゃんはもともと人間と同じ雑食性です。
腸内細菌も善玉菌と悪玉菌があります。
ですから、人間と同じように下痢や軟便をしやすい生き物なのです。
でも人間と違い、悪玉菌が多い場合には皮膚から甘酸っぱい発酵したようなにおいがすることがあります。
そこで、善玉菌と悪玉菌のバランスを考えて、モグワンには乳酸菌が含まれています。
下痢や軟便の場合、悪玉菌が腸内で増加しているものと考えられます。
その場合は、オリゴ糖をフードに加えて与えることで善玉菌が増加し、下痢や軟便が改善する場合が多いのです。
ですから、下痢や軟便は数日から1週間で回復するものといわれています。
もし改善と悪化を繰り返したり、下痢や軟便や軟便が3週間以上続くようでしたら、慢性疾患の疑いがありますので、獣医に相談することをおすすめします。
⑥モグワンにはビートパルプが入っていないため
ここで突然聞きなれない言葉が出てきましたが、ワンちゃんのウンチと大いに関係があります。
ビートパルプは水分を吸収する働きがあって、ウンチなどを固まりやすくする作用があるものなのです。
ビートパルプの原材料はサトウダイコン(甜菜)で、砂糖を絞った後の残りカスです。
高級フードに入ってる自然由来のものですが、モグワンに使用されていません。
モグワンは危険な人工添加物や原材料は一切入っていないのですが、ビートパルプはそれには当てはまりません。
これが入っていれば飼い主様の手間が幾分楽になると思われるのですが、なぜでしょうか、調べてみました。
モグワンには豆類や野菜類由来の食物繊維が十分に入っているため、不要な食物繊維が入っていない!
ビートパルプ同様、ドッグフードにはワンちゃんのウンチを固めやすくするために、不溶性繊維というものが添加されているものが多いです。
次の名称で表示されています。
- シュガービート
- 〇〇ファイバー
- 〇〇繊維
- 〇〇糠(ぬか)
- 〇〇ふすま
- 〇〇種皮
- セルロース
メーカーはウンチを固めやすくするために使用しているといいますが、栄養価がなく水分を吸収して膨らむ性質があるので、特にダイエットフードに多く使用されていることからもカサ増しのために使用しているのではないかとの声があります。
実際、モグワンをはじめとする多くのフードの原材料には繊維質を含む食材を使用しており、必要最低量(1.5~2%)は十分確保できています。
それに加えてわざわざ不溶性繊維を入れる必要がありません。
モグワンには豆類や野菜が原材料に使われており、その量は3%、必要最低量を超えていました。
だから入れる必要がないことが分かりました。
もしも入っていたら、下痢や軟便の時に正しい判断ができなくなりますね。
⑦好転反応として下痢や軟便になっているだけのため
モグワンにドッグフードを切り替えた時に下痢や軟便になる原因として考えられるものに、「好転反応」というものがあります。
モグワンを便秘気味のワンちゃんに与えたところ、急に胃腸の調子がよくなり、腸に溜まっていたウンチが一気に排泄されることです。
ワンちゃんにとってはすっきり、飼い主様びっくりでどうしましょ、うろうろ。
本来、ワンちゃんの体にはよいことなので、念のために数日間は様子を見ることが求められます。
元気で、ウンチも理想に近ければ好転反応としてワンちゃんと喜びを分かち合ってください。
万が一アレルギー反応や下痢や軟便が続くようでしたら、すぐに獣医の診察を受けることを強くおすすめします。
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モグワンで下痢や軟便になった場合の6つの対策!
ここまで一口にワンちゃんの下痢や軟便といっても、その原因はさまざまであることが分かりました。
大切なのはまずはワンちゃんの様子をよく見ることです。
そして原因別に対処していく必要がありますので、ここではその対策をまとめました!
①ワンちゃんの食欲、ウンチの状態、活動の様子を観察しましょう!
ポイントは食欲、ウンチの色、活動の様子のようです。
次の3点に目安に観察するとよいでしょう。
- 元気も食欲もある
- うんちの色が茶色~濃い茶色
- 体調はいつも通り
なお、不安な場合はワンちゃんの胃腸を整えるために半日の絶食もよいでしょう。
②様子がおかしい場合は、自分で対処せずに病院を受診しましょう!
ここでのポイントも、基本的には私たち人間の場合と同じです。
具体的には次のようなことになります。
- 嘔吐を繰り返す
- 平熱より発熱がある
- 体重が減る
- 身体が震える
- その他の症状がある
下痢や軟便だけでなく、上記の症状があるときにはすぐに獣医の診察を受ける必要があります。
特にワンちゃんが子犬や老犬であれば体力がありませんので、急を要します。
基本は家族と同じ対応です。
ウンチやおしっこ、嘔吐したものなどを持っていくことや、食べたドッグフードやパッケージなどを持参してください。
早い対応は愛するワンちゃんの早い処置と改善につながります。
③下痢や軟便の状態を見て、モグワンの給餌量を調整する!
モグワンを与え過ぎることによって下痢や軟便を引き起こしやすくなりますので、ウンチが柔らかく下痢や軟便気味の場合はモグワンの給餌量を減らす、ウンチが硬い場合や便秘気味の場合はモグワンの給餌量を増やすことが重要です。
具体的には、硬いウンチの場合は1日当たり5g増やし、下痢や軟便気味のウンチの場合は5g減らすことをおすすめします!
食べ過ぎや少なすぎはワンちゃんの消化吸収がしっかり行われていません。
そこでワンちゃんのウンチを調べることで、ワンちゃんの消化吸収がしっかり行われているかを把握していくのです。
④モグワンの最適な給餌量を計算して与えよう!
最適なモグワンの給餌量
モグワンのパッケージには、上記のようにワンちゃんの成長段階や体重に合わせた最適な給餌量が明記されています!
この表を利用して、ワンちゃんの体重に応じた1日のフード量を決めてワンちゃんに与えていくのです。
ほとんどのワンちゃんは、この表をに決められたフード量で下痢や軟便や軟便が改善していきます。
必要カロリー量からモグワンの最適な給餌量を計算してみる!
モグワンのパッケージには給餌量が記載されています。
飼い主様はそれを見て1日のフード量を与えていると思います。
上記のようなことをしても理想のウンチにならない場合は、ワンちゃんの状態によって必要なカロリー量を再計算してみることも効果があることがあります。
少し面倒な計算ですが、愛するワンちゃんのために試してみる価値がありそうです。
詳しいモグワンの給餌量の計算方法はこちらの記事で解説しているので、興味のある方はぜひご覧ください!
>>「【簡単!】モグワンの給餌量の計算方法|子犬・成犬・シニア別で解説!」
モグワンのドックフード量を「どのくらいあげたら良いのか」や「今の量で合っているのか」悩まれる方もいると思います。 今回、ワンちゃんに最適なドックフード量を求める際の計算式や、早見表、ドックフードをあげた後の判断材料などをご紹介していま[…]
⑤早食いが原因の場合は、防止食器を試してみる
(出典:楽天市場)
このような早食い防止食器には、ワンちゃんが一度に多くのフードをほおばることができなくするために、食器の底に凹凸をつけています。
これを使うことで、食事に時間をかけて食べるようになりよく噛んで食べるようになった、便が改善したなどの口コミも見られています。
また、よく噛むことは歯石予防にもつながります。私たち人間と同じですね!
⑥モグワンへの正しい切り替え方を実践する!
一般的に、次のような方法があります。
- 従来フード9割+新フード1割から初めて少しずつ新フードの割合を増やしていく
- 切り替え期間は10日~2週間くらいかけてあげる
- ウンチの状態を見ながら量を調整する
- ウンチの状態が悪くなったら以前のフード100%に戻す
切り替えは計画的に行うのがワンちゃんの体に負担をかけない最良の方法です。
はじめは従来のフード90%から初めて、10日間かけて新フード100%になるようにします。
その間、常にウンチの状態を観察しましょう。
もし、うんちの状態が悪くなったり・嘔吐などの症状があったら、一度従来フード100%に戻すのが鉄則です。
ウンチの状態が安定したらもう一度最初から取り組んでみます。
それでもだめならアレルギーや不耐性が考えられますので、従来のドッグフードに戻し、新しいドッグフードを検討するのがよいでしょうね。
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【まとめ】モグワンで下痢や軟便をしたら、原因別に対処しましょう!
ドッグフードを切り替えた時にワンちゃんがおなかを壊したら、ドッグフードの品質を疑うのは無理もありません。
ワンちゃんも人間同様、下痢や軟便しやすい体質なのです。
モグワンドッグフードはそんなワンちゃんの健康をサポートするため、自然志向の食材を使い、アレルゲンもチキンだけで人工添加物不使用で信頼を集めてきたフードです。
それなのに、使いはじめの不調だけでワンちゃんの健康な体を手に入れることを中止するのは非常にもったいないことです。
大切なのは飼い主様のワンちゃんの体質を理解し、ともに寄り添う気持ちです。
ワンちゃんの健康な体を手に入れるために原因を正しく判断し、対処して、粗悪なドッグフードと決別することを願ってやみません。
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