ワンちゃんと一緒に暮らしている人なら、きっと多くの人が通る道。
それは、ワンちゃんが年を重ねていくということです。
そこで起きてくるのが、「年を重ねたワンちゃんに合うご飯って、どんなものがあるんだろう?」という疑問。
そこで、今回は数あるドッグフードの中でも「カナガンドッグフード」に焦点を当てて、「カナガンはシニア犬にも与えることができるのか?」という疑問を解決するべく、お話していこうと思います!
また、同時に、噛む力が弱くなったワンちゃんでも、カナガンは食べるの?といった疑問についても解説していきます。
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そもそも老犬(シニア犬)と呼ばれるのは何歳から?
結論からお話しすると、「具体的な老犬(シニア犬)になる年齢の定義」は、現状存在しません。
しかし、一般的な話をすると、人間で「シニア」と呼ばれることが多い年代は、平均寿命の70~80%を過ぎたあたりから。
そのため、上記の計算をワンちゃんの種類別に当てはめてみると、以下のようになります。
犬の種類 | シニアになる年齢 |
---|---|
小型犬 | 9歳前後 |
中型犬 | 9歳前後 |
大型犬 | 7歳前後 |
超大型犬 | 6歳前後 |
表から、大体6歳~9歳で老犬(シニア犬)と呼ばれるようになると言えますね。
犬の年齢を7倍にすると人間換算の年齢が分かる
一般的に、犬は人間の約7倍のスピードで年を取っていくと言われています。
そのため、ワンちゃんの健康状態が加齢によるものなのか、といったことを確認する際に、この方法は役立ちそうですね。
犬が成人(=20歳)になるのは、生後1年!
「ワンちゃんの年齢を人間の年齢で当てはめるとどれくらいなのか」を確認したいときは、この方法で確認しましょう。
はじめに、わずか1年で成人を迎えるのは、小型犬と中型犬。
この計算で行くと、彼らはその後1年ごとに、人間の約4年分、年を取っていくということになります。
他にも、大型犬は2歳で人間でいう20歳に。
彼らはその後1年ごとに、人間の約7年分、年を取っていきます。
老犬(シニア犬)におすすめのドッグフードの特徴とは?
ワンちゃんのシニア期の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
- 体力の衰え
- 成犬の頃と比較して、就寝時間が長くなる
- アクティブさの激減
実はワンちゃんに必要な栄養素のバランスは、年を取っていくごとに徐々に変化していきます。
知っていましたか?
では、どのような部分が変化していくのでしょうか。
以下では、具体的な変化について、以下のようなポイントに絞ってご紹介していきます。
消化機能が衰えている老犬でも吸収できる高タンパクのドッグフード
残念ながら、事実として、年を取っていくにつれて、ワンちゃんの消化機能は徐々に衰えを見せていきます。
運動量も成犬の頃と比較すると確実に減少、筋力も落ちやすくなっていくことが、事実として挙げられます。
では、「与える食事も変えたほうがいいのか」といった疑問が浮かんできた、と言う人もいるのではないでしょうか?
結論から言うと、変えることは必要です。
しかし、運動をしないからと言って、いきなり極端にタンパク質の低いドッグフードをワンちゃんに与えるのはやめましょう。
なぜかというと、ワンちゃんの筋肉含有量を保ち続けることが難しくなってしまい、結果的に足腰の弱さにつながってしまうからです。
このような場合には、あえてタンパク質の高いもの、且つ動物性のタンパク質が多く含まれているドッグフードをワンちゃんに与えましょう。
そうすることで、ワンちゃんは栄養が吸収しやすくなり、身体へかかる負担も必要最小限で済ませることができるからです。
代謝が落ちた老犬でも肥満になりにくい”低脂肪フード”
だからと言って、高タンパク質なものなら何を与えてもいい、というわけではありません。
単に高タンパク質・高脂質のドッグフードを与えることで、ワンちゃんの肥満の原因になりかねないためです。
そのため、主原料にヘルシーな鶏肉や馬肉、魚が使われているもの、且つ動物性タンパク質が多く含まれているドッグフードを選んでみることをおすすめします。
食物繊維が豊富で老犬の消化を助けてくれる
また、野菜や果物、海藻などの食物繊維が多く含まれているドッグフードを選んでみることもいいでしょう。
加えて、アレルギーのないワンちゃんには、大麦などの穀物が入っているドッグフードを意識的に与えてみるといったこともおすすめです。
理由としては、ワンちゃんが年を重ねるにつれて、徐々に消化機能の低下が起こってしまう結果、便秘や下痢といった症状が起きやすくなるためです。
これを予防するためにも、上述したようなものが多く含まれているものを与えてみることをおすすめします。
身体が弱る時期の老犬にも安心な人工添加物が不使用のフード
また、ドッグフードを選ぶ際には、添加物の有無の確認も忘れずに。
添加物はドッグフードに限ったことではありませんが、身体にとって、間違ってもいい成分とは言いがたいです。
特に、酸化防止剤・着色料といった人工添加物は、ワンちゃんによっては嘔吐や体調不良といった、体調不良の原因にもつながってしまいます。
反対に、ものによっては「ミックストコフェロールやクエン酸・ローズマリー抽出物」といった成分が書かれている場合があります。
これらは自然由来の酸化防止剤のため、ドッグフードに使用されていてもOKです。
骨や関節が弱る老犬のサポートをしてくれる成分
関節や骨といったものが年を取るにつれて弱くなっていくのは、ワンちゃんも人間と同じで例外ではありません。
そのため、飼い主さんは、ワンちゃんをしっかりとサポートできるように、骨や関節といった身体にいい成分が含まれているドッグフードを意識的に取り入れるようにしましょうね。
ここで、関節をサポートできる代表的な成分についてです。
以下のようなものが挙げられます。
- グルコサミン:軟骨の修復を行います。また、関節の痛みを取り除くといった作用があります。
- コンドロイチン:軟骨の生成を行います。また、炎症を和らげる効果も持っています。
- メチルスルフォニルメタン:関節軟骨の修復を促します。また、炎症や痛みを抑えるといった効果もあります。
これらはもちろん、サプリで補うこともできます。
しかし、ドッグフードに元から含まれているものを用いた方が、金銭的に負担も少なく済ませることができるため、おすすめです。
国産と海外産のメリット・デメリット
ドッグフードには大きく分けて2つの種類があります。
それは、国産と海外産です。
飼い主さんはまずはじめに、どちらのドッグフードにするかを選びましょうね。
次に、それぞれの種類のメリットについて紹介していきます。
国産のドッグフードは、言わずもがな国産の原材料を使用していることが多いです。
加えて、人間でも食べられるといったような意味を持つ、「ヒューマングレード」食材の使用も多いです。
それに対して、海外のドッグフードは、日本よりも厳しい規定で製造されていることが多いです。
そのため、健康面・安全性に関して厳格に定められているドッグフードが、日本と比較しても多い傾向にあります。
さらに、国産に比べて高タンパク質のドッグフードが多く販売されています。
最後はワンちゃんの状態を見てドッグフードを選びましょう!
ここで大切なのは、ワンちゃんにあったタイプのドッグフードを選ぶということです。
ドッグフードと一口に言っても、ドライフードやウェットフードといったように、いくつかの種類があります。
ワンちゃんは年を取るにつれて、関節・骨といった部分の他にも、顎の筋肉や歯も弱くなっていってしまいます。
そのため、ドライフードでは充分に嚙み砕くことができずに、結果として必要な食事量を取ることができないといった懸念も。
そのような場合も考慮して、飼い主さんはウェットフード・ソフトドライフードといった種類も視野に入れて、個々のワンちゃんに合った適切なドッグフードを選びましょうね。
【老犬におすすめ!】カナガンがシニア犬にぴったりな理由とは?
繰り返しになりますが、カナガンドッグフードは、シニアのワンちゃんにもおすすめ。
その理由は、すべてのライフステージに対応且つ、添加物無添加・グルテンフリーのドッグフードだから。
以下では、シニア犬ドッグフードに含まれている成分の配合について、お伝えしていきます。
老犬の健康をサポートするのにおすすめの成分が配合されているから!
カナガンドッグフードに配合されている添加物についてです。
- グルコサミン
- コンドロイチン
- DHAを含むサーモンオイル
これらを添加しています。
原材料にこだわった新鮮なタンパク質がたっぷり入っているから!
質のいいタンパク質である新鮮なチキンの生肉の使用量は、数にして60%ほど。
豊富に用いて製造されていることがわかりますね。
シニア犬の健康維持に役立つに違いありません!
カナガンの詳しい原材料や成分などはこちらの記事でまとめているので、興味のある方はぜひご覧ください!
>>「【カナガンドッグフードは安全?】原材料や産地、成分を徹底分析!」
栄養価の高いドックフードと言われているカナガンドックフードですが、実際にはどうでしょうか。 原材料には何が使われているのか、添加物は含まれているのか、どこで造られているのか気になるところですよね。 こういった疑問を解決できるよう[…]
老犬の消化に優しいグルテンフリーだから!
カナガンドッグフードは、穀物不使用(グルテンフリー)であることが大きな特徴です。
また重複しますが、カナガンドッグフードに使われている原材料はすべて、「人間が食べることができる」といった意味を持つ、「ヒューマングレード」食材。
そして、野菜や果物をバランスよく配合しています。
そのため、シニアのワンちゃんの消化にもやさしいドッグフードということができます。
噛む力が弱い老犬にも安心のウェットフードも用意されているから!
加えてカナガンドッグフードには、ドライフードの他にも、嬉しいタイプのウェットフードが。
トッピングとして加えてあげることで、ワンちゃんの更なる食いつきが予想できますね。
もちろん、ドライフードをしっかり食べるというワンちゃんの場合には、無理に使う必要はありませんよ。
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【カナガンの栄養素】老犬(シニア犬)にとってバランスは良い?
成分など | 数値 |
---|---|
粗タンパク質 | 33.00% |
脂質 | 17.00% |
粗灰分 | 9.00% |
粗繊維 | 3.50% |
水分 | 8.50% |
オメガ6脂肪酸 | 2.80% |
オメガ3脂肪酸 | 0.90% |
リン | 1.42% |
マグネシウム | 0.10% |
ナトリウム | 0.60% |
カルシウム | 1.86% |
カリウム | 0.60% |
エネルギー | 約361.25kcal(100g) |
上の表から、タンパク質が豊富に含まれていることが見て取れますね。
ワンちゃんのタンパク源と言ったらチキンが挙げられます。
また、いくつか気になる点もありました。
はじめに、ご飯につきものなのは、カロリー。
カナガンドッグフードのカロリーが気持ち高めに感じられるのは、恐らくこれが理由なのでしょう。
他に気がかりなところがあるとすれば、 シニアのワンちゃんに与えるドッグフードにしては、少々脂質が高めに感じられるところでしょうか…。
カナガンのカロリーなどの栄養素についてはこちらの記事で詳しくまとめているので、興味のある方はぜひご覧ください!
>>「【徹底比較!】カナガンのカロリーが高いか11社のドッグフードと比べて計算しました!」
「カナガンドッグフードってカロリーが高くて太らないかな?」 「大切な愛犬の健康には害がないかな?」 家族の一員であるワンちゃんの健康は、すべての飼い主さんが願ってやまないことですよね。 しかしカロリーの高いドッグフードを与[…]
カナガンを肥満気味の老犬(シニア犬)にあげても大丈夫?ダイエットはできる?
前述したように、シニアのワンちゃんに与えるドッグフードにしては、少々高脂質であるところが気になる…という方もいるのではないでしょうか。
カナガンの脂質は17%となっています。
通常のドッグフードである場合には、これは特段気にする数字ではありません。
しかし、今回はシニアのワンちゃんを対象にしています。
特に、運動量が成犬の頃よりも減ってしまうシニアのワンちゃんの場合には、適切な量を挙げた場合でも太ってしまうことが可能性として挙げられます。
もちろん脂質成分の中には、シニアのワンちゃんにとって必要な必須脂肪酸が充分に含まれるため、数値だけで判断するのは安直であると言えるでしょう。
反対に、食欲が低下して元気があまりないといったワンちゃんと一緒に暮らしている場合には、 少ない量で多くの栄養を補うことができる、高脂質なフードがおすすめです。
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カナガンは鶏肉(チキン)アレルギーの老犬(シニア犬)にはおすすめできない!
繰り返しになりますが、カナガンドッグフードは動物性タンパク質(肉や魚)といった部分のほとんどすべてを、チキンから補っています。
そのため、鶏肉にアレルギーがある場合には、 カナガンドッグフードを与えることはやめましょう。
与えることによって食物アレルギーを発症し、皮膚の痒みや嘔吐や下痢、 涙やけ、抜け毛といった様々な症状が現れる可能性があるからです。
もちろん、アレルギーが無ければ与えて構いません。
しかし、アレルギー発症の危険性を少なくするという点で言うならば、動物性タンパク質の材料はチキンのみならず、複数あることが理想的であると言えます。
特に、免疫力が徐々に低下していくシニアステージ以降のワンちゃんに与える際には、チキンも含めてチキン以外の他の動物性タンパク源がある食材も一緒に与えてみることがおすすめ。
危険性の予防につながります。
【カナガンの与え方】老犬(シニア犬)に合わせた方法を解説!
カナガンドッグフードは、小粒なこととその形状から、シニアのワンちゃんにも食べやすいドッグフードとなっています。
形はドーナツ型。そのため、中央の穴がワンちゃんの口の中で引っかかります。
このようなことから、カナガンドッグフードは、食欲があり、ドライフードでもしっかりと食べるワンちゃんである場合には、基本的には、そのままあげることで適切な栄養摂取が可能です。
しかし、ワンちゃんの食欲があまりない・歯といった健康面が気になる…といった場合もあるかと思います。
そのような時には、カナガンドッグフードに一工夫を施してみましょう。
そうすることで、ワンちゃんに安心して与えられるようになりますよ。
食欲がないシニア犬に与える場合
実際に、一工夫を施す際のポイントについてお伝えします!
食欲がない・食が細いシニアのワンちゃんにドライフードを挙げる場合
- カナガンドッグフードをぬるま湯でふやかし、香りを強くしてあげる
- ウェットフードをトッピングとして少量混ぜてあげる
また、トッピングを加える場合には、体重などの変化を見ながら行うことも忘れずに。
例えば、元のドライフードの量を少し減らしてあげるといったように、ワンちゃんに与える給餌量も変えてあげましょう。
食欲はあるが歯がなく硬いものが食べられないシニア犬に与える場合
ワンちゃんは年を重ねていくにつれて、お口や歯のトラブルが残念ながら増えていってしまいます…。
そのため、歯があまり残っていないことによって、ドライフードがうまく食べられないという弊害も。
このようなこともあってか、カナガンドッグフードにはウェットフードの取り扱いもあるんです。
そのような時には、飼い主さんはウェットフードを与えてあげたり、ドライフードをお湯でふやかして与えてみる…といった一工夫を行ってみるのもよいかもしれません。
カナガンの詳しい給餌量の計算や与える量の調整方法などはこちらの記事でまとめているので、興味のある方はぜひご覧ください!
>>「【カナガンドッグフードの給餌量は?】愛犬の状態に合わせた簡単な計算方法を解説!」
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老犬に与えるドッグフードをカナガンに切り替える方法
ドッグフードを成犬のものからシニア向けに切り替える時は、段階を踏んで行いましょう。
まずは今使っているドッグフードに、新しいドッグフードを少しずつ混ぜていきます。
そして、2~3週間程度時間をかけて、徐々に移行させていきましょう。
また、1日に与える回数についてです。
シニアのワンちゃんの場合には、成犬時に与えている量よりも少し減らすといった工夫を行いましょう。
その代わりに、与える回数を1回増やしましょう。
カナガンは老犬にもオススメのドッグフード!
いかがだったでしょうか。
カナガンドッグフードは、シニアのワンちゃんにもおすすめできるドッグフード。
そのまま与えるのはもちろんのこと、必要時には飼い主さんがワンちゃんの健康状態に合わせて、一工夫を施してみましょう。
ワンちゃんも安心して食べることができますよ。
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